3月である。関東独特の強い風も収まり暖かい一日であったが参加者は少なめ12人。
攻めるときに前傾姿勢になっていることと振りの小ささを臼井先生よりご指導いただく。
最近気をつけていることに「構えを崩さないで攻め入ること」「右手の力を抜く=右肩の力を抜くこと」がある。指摘はこれらができず未だ腕だけでお相手を崩そうとしていることでもある。
月末月初は仕事上の〆と剣道雑誌の発売日でもある。最近、剣道を仕事に投影し実践している人を取り上げた「活人剣」シリーズが楽しみだ。毎回企業経営者、役者、小説家など剣道=警察、教職員という連想を覆す方々が登場するところに興味をそそられる。
3月は中村孝則氏。彼はモデルから出発し今はファッションを中心としたコラムニストや生活を演出するコーディネーターとして活躍している。昨今はやりの「チョイ悪オヤジ」の演出にも関わっているらしい。
中村氏が剣道家であることには驚いたが、流行を創る側が考え方の核を剣道に求めていることに感銘した。日本がこれからも国際的に評価される流行や文化をつくりあげていくには剣道の特性が欠かせない。
クールジャパンである。