先週の土曜日は娘の志望校の説明見学会に出向いた。「OBは現役の将来のモデルです。」という言葉に伝統校の自信と誇りを強く感じた。授業・施設見学後、午後は部活動見学。もちろん剣道部へ赴き、あつかましく稽古をいただいた。本人は久しぶりに竹刀を握り、かつ高校生の稽古にあごを出しながらも、最後は先生の指導稽古までいただき満足そうだった。
約2時間。稽古を拝見した。メニューは決して楽なものではないのに個々人の集中力のすごさに驚いた。先生のお話によると、目標とそれを実現するためのメニューを生徒と共に考え、本人達が「やる」と決めて取り組んでいるそうだ。出頭技の指導で「気勢を持って、かかれ!」の一声に、全員の気勢が見学者にまで伝わってきた。
決めたことをやり通すには、どんなことでも大変である。進学校でもあるため勉学もがんばるので、短い時間の間に成果を出すことは容易ではないはずだ。集中し主体的に物事に取り組んでいく大切さを教える教育と答えようとする生徒達の姿に学んだ。午後は娘の合否をすっかり忘れた見学会だった。娘よ、合格したければあと4ヶ月気勢をもってやれ!