2011年8月7日(日)

スポーツ・運動

【剣道日誌】人間伸

日曜日の旭町定例稽古。久しぶり。終了後、恒例の夏合宿説明会。お世話係の先生には頭が下がる。

月曜日。夕方より母校の生徒約40人がスーパーサイエンスハイスクール研修のために上京。激励会に参加。優秀な子供たちとはいいながら差し入れのケーキにがっつく姿を見て安心する。

早めのアレルギー症状で鼻ぐしゅぐしゅの2日間だった。

岩手県北上市剣道協会が三陸沿岸の子供たちを元気づけようと大会を企画することを知った。その運営費に手ぬぐい1本を1000円で販売し充てるという。

さまざまな支援の形があるなか、子供たちの声と竹刀の響きが戻ってくることを願いわずかだったが手ぬぐいを申し込んだ。特に手ぬぐいに記された次の言葉に大変感銘した。

人間が伸びる時というのは
歯を喰いしばって己の
無力に泣くときである
敗惨の中からにじみでる
闘志であり悲境のどん底から
一歩一歩はいのぼる
ひたむきな努力を重ねる
時である

「人間伸」 故駒井 元 教師七段