2020年10月14日(水)

日常のできごと 未分類

健康経営の一環として、社内当番制で健康情報を共有しています。今回は「気」。

みなさん「気」を感じたことはありますか。
元気 陰気 陽気 気持そして病気等々。気を使った言葉はたくさんあり、気は生活に大きくかかわっています。気を意識することは、心身の健康を保つために大変重要なことです。目に見えない気は、例えばじっと自分の手のひらを見つめるとむずかゆくなってきたり、大木の前に目を閉じ立つことや、手を当てたりすることで感じることが出来ます。気の実在を体感する瞬間です。

対人競技である武道は、気を大切にします。気を感じる。気を出す。向き合って構えた瞬間に相手を圧することや、逆に、気を緩めて引き出すことで、お相手を自由に動かすことができます。何故、柔道で小さな人が大きな人を投げることができ、剣道で80才の高段者が20歳の学生を簡単に打てるのか。秘密は「気」にあります。力やスピードに頼るのではなく「気を当てる」ことで驚懼疑惑を引き出しているからと考えています。

気は、大地の力を深い呼吸により丹田に貯めます。気を体中にめぐらせることで気力が充実し、自律神経が安定し平常心となります。平常心の心は自由です。言葉の表現は様々ですが、自然や宇宙と一体となり、自らを解放することを説いているのではないでしょうか。「気功」はこのような効果により、心身の健康を期待していると思われます。

如何でしょうか「気」。是非、日常で気を感じることを繰り返すことで、気の流れを整える=快適な生活ができる=心身の健康が保てるのではないでしょうか。