剣道を正しく底辺まで伝えていくために「講習会」というものが各地域で定期的に行われる。埼玉西部地区も西入間剣道連盟が当番として日曜日一日を費やして行われた。
根岸先生を中心とした講和、型。お昼に六・七段受診者の模擬と評価。午後は元警視庁武術科佐藤先生を中心とした実技と続いた。
模擬では2回の立会いを見ていただき、残心が流れる甘さを指摘された。
実技では、立会いの都度、先生が「気持ちを持たせる課題」を皆に伝え、基本、地稽古を一本づつ行うという初めての経験をした。なるほど一本一本が新鮮に望めることに感度した。
日曜日は雨。お風呂上りのような姿で家に帰ると子供が剣友会内の試合で初めての勝利どころか2勝もしたことを聞かされ驚く。
新鮮な気持ちで向かうことの大切さを教えられる一日だった。