2014年5月22日(木)

火災保険

平成26年2月15日大雪被害

去る5月20日に発表された各損保会社の決算報告は、今年2月関東地方を襲った大雪による被害額2536億円が折り込まれました。現場では現在も被害の打ち合わせが続いていますが、ようやく解決の先が見えてきました。

2月14日(金)お昼すぎから降り始めた雪は、夕刻より激しくなり、早めの帰宅を促し、自らも帰路につきました。既に表は雪が降り積もり降りやむことを祈りつつ、対向車にびくびくしながら帰宅しました。
翌朝、外は深い雪に覆われ、わが目を疑うひまもなく、転送をかけた電話へ被害報告が次々に入ってきました。「のきが落ちた」「カーポートがつぶれた」「車がつぶれた」「屋根瓦が落ちた」「工場が倒壊した」「車が雪で動かなくなった」等。おケガ等の二次被害に遭われないことを喚起しながら応対し、「どうしたらよいのか」「なんとかならないのか」コールには、提携する建設や自動車業者もほとんど動けない状況となり、手配はするが時間はお約束できないことを付け加えざるを得ませんでした。レッカーも一件の移動と作業に時間がかかり同じでした。それでも、保険の対象となることを確認できたことで大変安心していただきました。

火災保険で雪による被害が対象なのか否か、主に次をご確認ください。
①補償項目に「雪災」がはいっていますか?
②付属建物(特に車庫)が含むになっていますか?
③免責はいくらになっていますか?
④取り片付け費用はいくらまで補償されますか?
※新価保険か否かもご確認をください。
2011年3月11日の地震と同じく、広域災害となりました。末筆とはなりますが、被害に遭われた皆様には深くお見舞い申し上げます。