今年も残りわずかとなりました。六段昇段や剣道専門社会体育指導員資格取得など充実した一年であったことを感謝いたします。稽古回数も142回の稽古を行うことができました。
なかでも子どもの中学入学を機会に剣道部のお手伝いを始めたことは剣道を別な観点から見ることができとても新鮮でした。昨日の稽古納めでは子ども達に次のようなあいさつをしました。
「4月時点では指導者もいず、男女ともほとんど勝つことができなかったチームが秋には市内大会でトーナメントに勝ち上がるまでの力をつけました。勝つことができずに途中レギュラーを外された人もいました。さぞ、くやしかったでしょう。しかし、それぞれが前向きに課題をもって稽古に取り組んだことが、結果につながりはじめました。来年は更に「もう少し、もう一本」という気持ちで自分自身に負荷をかけて取り組んでもらいたい。その姿勢は剣道にかぎらず、人生に生きてきます。剣道則生活なのです。」
「剣道と生活」を別のこととして考えるのではなく「剣道則生活」として、一体に捉えることで身心共に成長してもらいたいと希望を託して今年の稽古が終わりました。
末筆ですが、指導いただいた先生方、協力してくれた家族そしてこの拙い文章を読んでいただいた皆様に一年の御礼を申し上げます。よいお年をお迎えください。