土曜日は同窓会行事のため終電車となってしまう。翌日曜日はダウン。稽古はお休み。
たまに休んだので27日封切映画「信さん。炭鉱町のセレナーデ」を観にいく。夫婦50歳割引きで2000円はうれしい。
育った福岡の炭鉱町が舞台なので是非観たい映画であった。
時代は昭和30年~40年。場所はエネルギー革命や爆発事故に翻弄される炭鉱町。そこに生きる人たちが状況に左右されつつも暮らしていく姿を描く。
描写に同級生やあの頃の人たちがだぶってしまい切なくそして愛おしくなってしまった。
「信さん、今日も空が青いよ。」という守の最後の言葉は翻弄される暮らしを乗り越える勇気を今を生きる者にもくれる。
今年は武士ものの映画の評判が高くテレビは竜馬である。
そのなかでも人を描いたものとして今年ナンバーワンかもしれない。