2008年1月13日(日)

スポーツ・運動

【剣道日誌】級審査とウーフ

これからが一番寒くつらい時期だ。中学生のとき窓ガラスが割れた部室で凍りついた汗の稽古着を着たつらさを思い出す。

新年の最初の行事は級審査。

各級別の課題をこなしていくことで合否が決まる。時間内での正しい面付けでは時間内で終わらない子供もいる。落とすべきか迷うが、目指すのは教育的効果なので総合的に判断していくべきだろう。

昨日友人でもあり取引先である皆農塾という有機農業のグループを訪れた。
wwoof(ウーフ)という聞きなれない言葉を聴いた。ウーフとは世界の有機農業者が就労を受け入れ対価として食事と宿泊を提供していくという制度だそうである。

世界中の若者を中心に自然・人・地域との出会いを求めて旅行とは違った体験ができるようである。受け入れ先も希望者も登録の上申し込むことになっている。

皆農熟では現在ドイツの若者が訪れていた。メンバーKさんのお嬢さんはこの制度でカナダで生活しているそうである。

若いときに様々な国を見て、人と出会うことは大切なことである。それも生活目線でだ。

昨今リベラルアーツ(教養主義)という考え方が時代遅れになってきている。そのせいか日本の若者は海外の若者と比べて哲学や宗教の素養がない故「如何に現代があるべきか」などの議論となると対等にできないでいると聞く。

目先の技術や資格も大切だがリベラルアーツを大切にするためにもこのような制度を利用し「自分を国を世界を人を」熟考するきっかけにしてくれたらと思う。

3~4年後にバンクーバーへ娘と防具を担いで行くことを計画しているが剣道を伝える交換に食事と宿泊を提供してくれるところはないでしょうか?というよりもそんな実力はあるのだろうか?

ウーフジャパンホームページ
http://www.wwoofjapan.com/main/index.php?lang=ja